
目の前いっぱいにグリーンの大パノラマが広がる久住高原は、阿蘇くじゅう国立公園の一角に位置する特別な場所。
数百年もの間、私たちの先輩たちが「放牧」や「野焼き」を繰り返して守ってきたからこそ、ここには今も貴重な植物たちが顔をのぞかせる。
春を告げる伝統の「野焼き」は、環境省の「かおり風景100選」にも選ばれるほど風情があり、世界遺産にも引けを取らない価値を持っている。

秋になると周囲の山々が鮮やかな赤や黄色に染まり、息をのむような美しい紅葉に包まれる。
標高が高いため県内でもいち早く秋の訪れを感じられ、ススキの穂が黄金色に輝く草原と、燃えるような山肌の見事なコントラストが目の前に広がる。
大分に暮らしていても、この圧倒的なスケールで迫りくる秋の色彩スケッチには、毎年新鮮に感動してしまうもの。
どこを切り取っても絵になる秋のドライブの帰り道、だんだんと冷え込んできた夕暮れ時の風に吹かれながら景色を眺めていると、大分の秋の深まりをしみじみと感じる場所だ。
久住高原の基本情報
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